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保育園との信頼関係を築く連絡術 (4)
お友だちと毎日のケンカを、寛大に見守ってくだり感謝
原因は私たち夫婦にあったのだから


「おもちゃの取り合いになり、お友だちをたたいてしまいました。」

「お友だちの髪の毛をひっぱってしまいました。」

しゅんちゃんが2歳になったころ、このようなことが連絡帳に書かれている日が2、3日続いたことがありました。

「お友だちのことたたいたら、お友だちいたいいたいでしょ。たたいちゃだめよ。」と言って聞かせると、その話しはしたくないというふうに機嫌が悪くなって、ずっとぐずっています。 その時の状況を私が自分の目で確かめたわけではないので、頭ごなしに怒るのはよくないと思い、先生にどんな状況でしゅんちゃんがお友だちをたたいてしまったのかとお伺いすると、

「ケンカしているお友だちがいるとそこに入っていって一緒になってたたいてしまったりすることがあります。」

「たたいたらお友だちが痛いからダメでしょう、ということを伝えようとすると、悔しいのか私(先生)に向かってバイバイと言っていました。」

ということでした。

ひろしは、
「どうしてお友だちをたたいてしまうんだろう? 少しきつく叱ったほうがいいんじゃないか?」
と言いましたが、私には思い当たることがありました。

ちょうどそのころ、私たち夫婦は毎日のようにケンカをしていました。 しかもしゅんちゃんの目の前で。 私たちが言い争いを始めると、それまでニコニコ機嫌のよかったしゅんちゃんの表情がサッと変わって、体も硬くなることには気づいていました。

「しゅんちゃんにとって私たちのケンカはかなり大きなストレスになっているはず。
もうしゅんちゃんの前でケンカするのはやめよう。」

そう胸の内では思っていても、どうしてもやめることができませんでした。
「このストレスを保育園でお友だちに向けているのだ。」
そう直感した私は、「しゅんちゃんを叱っちゃいけない。まずは私たちが変わらなければ。」 と、ひろしに言いました。

先生には「お友だちはケガをしなかったでしょうか。申し訳ございませんでした。
また同じようなことがあったら教えてください。」と連絡帳に書きました。
すると先生はこのようなお返事をくださったのです。

「子供同士おもちゃを取り合ったり、言いたいことがうまく伝えられなくてケンカになってしまうことはよくあることで、特に2歳くらいの子供たちにとっては成長過程として普通のことです。 怪我につながることはこちらでストップさせてしまいますが、いろいろな経験を通して学んでいってほしいです。 そんな時近くにいる大人の言葉かけが重要なのでしょうね。」

こんなふうに寛大に見守ってくださっている先生に感謝せずにはいられませんでした。 しゅんちゃんがお友だちをたたいてしまったとしても、その原因は私たち夫婦にあったのですから。
それ以来、私たちはしゅんちゃんの前ではケンカをするのをやめようと決めました。 すると思ったとおり、しゅんちゃんもお友だちをたたいたりすることがなくなったのです。


保育園3歳クラス。 しゅんちゃん(左手前オレンジ色の帽子)、お友だちと楽しく元気に遊ぶ!

先生から最初に連絡をいただいたとき、しゅんちゃんを叱らなくて本当によかったと思いました。 子供の行動を変えたいと思ったら、まず自分に問題がないのか考えて、自分自身が先に変わらないといけないのだということがよく分かりました。


保育園ではゼーゼーが聞こえない!?

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