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寝 具 と 寝 室 の ア レ ル ゲ ン 除 去 と 毎 日 の 掃 除 術
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作戦名「ダニ牧場の決闘」 と題した家中のアレルゲン大掃除と大改造の結果、寝室づくりに隠された、しゅんちゃんの喘息発作を予防し続ける生活術とは!?
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しゅんちゃんの寝室づくりは小児喘息の改善の転換点に… |
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しゅんちゃんの寝室改善へのハードル… |
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しゅんちゃんをベッドに寝かせるには、とてもたくさんのハードルがありました。 まずは当時2歳にもならなかったしゅんちゃんが、はたしてベッドで寝れるかということです。 生まれたとき、友人からベビーベッドを借りて寝かせる用意をしたのですが、しゅんちゃんは添い寝しないと寝られなかったので、結局布団で寝ることがほとんどでした。そんなしゅんちゃん、子供用のベッドを買っても素直に寝てくれるとは思いませんでした。 また子供用のベッドを買っても、置き場所が見当たらないし、空気清浄機を買ったり、入院費用もかさんだりで家計も厳しかったので購入費用も負担でした。
私たちが寝ていたダブルベッド(写真上)に寝かせるとしても、ダニ牧場のカーペットの上をグルングルン寝返りしていたことを考えると、すぐに落ちてしまい安全に寝れそうにないということも予想できました。 けれどもしゅんちゃんがこれまで寝ていたカーペットの部屋は、大掃除をしてアレルゲン汚染度が最悪レベルから安全レベルに改善してはいましたが、また注意を怠ればすぐにダニ牧場に戻ってしまうリスクもあります。私たちはしゅんちゃんの寝室をダニ牧場の可能性からできるだけ切り離して、喘息発作を予防できる寝室づくりの生活術を考えました。
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| (1) 寝具の素材を徹底選別 | |||||||||||||||||||||||
■ 寝室づくりの生活術 寝具の素材を徹底選別する。 ベッドであっても布団であっても、その寝具の素材を徹底管理することは大切です。 使用中の寝具の素材をダニの発生しやすい素材でないかもう一度確認してみませんか? 私たちの第一歩は寝具の素材を選別することでした。 寝具や衣料品には、家庭用品品質表示法の繊維製品品質表示規定によって、組成表示が義務付けられていますので、品質表示タグから素材を確認することができます。 繊維素材がどのような指定用語で表示されているのかは経済産業省のページで詳しく説明されています。 参考になさってください。
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寝具の素材の選別
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我が家では私たちが使っていた羽毛の布団と枕、そば殻の枕を涙ながらに捨ててしまいました。 羽毛は温かくて軽いし、枕はいつまでも弾力があってふかふかでしたけれど… ベッドパッドも羽毛でしたので、アクリル製のものに買い換えました。 タオルケットは綿、しゅんちゃんの大好きなぷーさんの毛布はアクリル製、布団はポリエステルのものに変えました。 しゅんちゃんはタオルケットの上にねるのが好きなので、シーツの代わりにベッドパッドの上に大きめのタオルケットを敷いて寝ています。 ベッドパッドとタオルケットは週に1回は洗濯しています。 毛布と布団は天候が許せば週に1回天日干しにしています。
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| (2) 寝具の掃除機がけとしまい方 | |||||||||||||||||||||||
毎日続けられる生活術をさがそう! |
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寝具の掃除機がけはしたいけど… 子供から手が離せなくて時間がない! 寝具への掃除機がけのタイミングは、子供が小さいほど特に悩みの種です。 しゅんちゃんが起きていれば目が離せないし、寝てしまえば、寝具を使っているのだから掃除機がけができません。 そこで私たちは、毎朝と週末が掃除機がけをする習慣になっています。 私たちの掃除機がけの実際をご紹介しますが、 それぞれの家庭でライフスタイルにあった掃除のタイミングをさがしてみてください。 |
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しゅんちゃんの寝具への掃除機がけ |
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さくらがしゅんちゃんをリビングに連れてきて朝ご飯を食べはじめると、ひろしが素早く掃除機がけをはじめます。 朝は時間の余裕が少ないので、すべての寝具に掃除機がけをできないタイムアップも考えて、優先順位をつけて掃除機がけをはじめます。 STEP1 窓を開け、空気清浄機をターボでかけます。 STEP2 直接肌にかける毛布をベッドに広げ、両面に掃除機がけをします。 STEP3 掛け布団、掛けタオルケットを順にベッドに広げて掃除機がけをして、つっぱり棒につるしていきます。
つるしておくと寝具を湿気の多い押し入れにしまわなくてすみますし、ベッド自体の通気性も確保できます。 さらに帰宅後、ベッドの上が片づいているので、もう一度掃除機がけをするのも簡単になります。 STEP4 何もなくなったベッドの上を丁寧に掃除機がけします。 STEP5 寝具への掃除機がけの後、寝室に掃除機がけをして完了します。 ここまでに約10〜15分の時間をかけています。
STEP6 帰宅後すぐにもう一度、寝具と寝室に掃除機がけをします。 しゅんちゃんの具合があやしい…、注意が必要…、というときには、帰宅後もう一度同じように寝具と寝室に掃除機をかけなおします。 注意しなくてはいけないのは、寝る直前の寝室の掃除機がけは、掃除機の排気で部屋中にホコリをまきあげてしまう危険があることです。 できるだけ寝室に入る1〜2時間前に掃除機がけをすませるようにしたいですね。 その点でも朝の寝具への掃除機がけは効果的だと思います。 さらに、布団乾燥機を利用すると、高温でダニを殺してから、寝具の掃除機がけをすると、ダニアレルゲンの除去がさらに効果的になります。
こうした毎日の掃除機がけは、とても負担ですし、ストレスになります。 みなさんのよい生活術があったら、ぜひアドバイスしてください。
さくらさんの掃除機には専用のものがついているとのこと、専用のほうが使いやすいですよね。 ちょっと気になったので、メーカーに問い合わせたところ、専用のものでなくても張り付いたりしなければ、ゴミは吸えるとのことでした。 あとダニ対策として、教えていただいたのが掃除機の音や振動でダニが裏側に逃げてしまうこともあるので、表裏かけたほうが効果があるとのことでした。みなさんは、すでに実践していらっしゃるでしょうか。
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| (3) 寝具(ベッド)のまわりは通気性を確保 | |||||||||||||||||||||||
■ ダニ牧場の3条件 家の中でダニが大量発生する条件は気温25〜28℃、湿度70〜80%という高温多湿です。 ダニは次の三つの条件が揃うことによって繁殖し、私たちはそのような場所をダニ牧場と呼んでいます。 |
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| このダニ牧場の3条件からも分るように、寝室はとてもダニ牧場になりやすい空間です。 布団の中は私たちの体温で暖められて、温度が室温よりも上昇します。 寝汗をかくことによって、湿度もあがります。 お風呂で体や髪をどんなに洗っても、布団の中にはフケや垢も散らばって、ダニのエサになります。 そして寝具の素材をどんなに選別したとしても、布団自体が卵を産んで繁殖する格好の場所となります。 ■ 寝室づくりの生活術 寝具(ベッド)まわりは通気性を確保する。 しかも寝室は大人でも1日の三分の一、小さな子供であれば1日の半分以上を過ごす場所です。 つまり私たちが1日の中で一番長くいる場所は寝室といっても言いすぎではありませんので、その寝室の環境を改善することはとても効果的なことがわかります。したがって寝室の通気性を確保することは、とても大切な課題になります。
しゅんちゃんのベットの下には何もありません! まず、私たちはベットの下に何一つ置かないことにしました。 ベットの下は、おむつを置いたり、何かとモノを置くには便利な場所なのですが、誘惑には負けないで,ずっと何も置かないで通気性を確保することが大事です。
また。何も置かないというのは、家電のコードの配線すらも置かないということです。 ダニ牧場の決闘の通り、寝室でも床に置かれたコードを一切なくしました。 これでベットの下の一番奥まで簡単に掃除機がけができるようになりました。 寝室のどこかに次のようなダニ牧場の候補地となるの場所はありませんか? 寝室にこのような場所があると爆弾を抱えて寝るようなものです。 |
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■ 通気性確保の生活術 布団の下にスノコを敷く 93さんの、布団の下にスノコを敷くのもひとつのアイデアですね。 通気性がよくなりますから、湿気はたまりませんし、温度の上昇も抑制できます。 ベッドを置くことができないときには、とても現実的な生活術だと思います。 ただ93さんの生の声によれば、毎日の掃除がとても大変そうです。 毎日ストレスがあると、長続きしませんから、ほかの生活術もさがしてみましょう。 ■ 湿気を抑える生活術 布団の下に新聞紙を敷いて湿気を吸い取る これなら、布団を敷く前にちょっと手間ですが、新聞紙を広げるだけすみます。 カサカサ音はするかもしれませんが、ガタンゴトンと眠れないほどの音はしないと思います。 布団をあげるときも、最後に新聞紙は丸めて捨てるだけですから気楽に続けられるのではないでしょうか。 梅雨の時期にはとても効果がある生活術だと思います。 新聞紙のインクは安全です 昔の新聞紙のインクには、PCB【ポリ塩化ビフェニール:内分泌撹乱物質(環境ホルモン)】が含まれており、健康に有害なものとされていましたが、現在、使用されているインクはソイインク(大豆油インク)という天然のインクを使っているので色落ちしにくく無害とされています。 PCBは、1968 年のカネミ油症事件が契機となり、その強い催奇形性等の毒性のため、日本は1972年に製造が禁止されました。 ソイインクとは、名前のとおり大豆から作られた油を使っているインクです。 大豆と聞くと、大豆アレルギーの方はちょっと心配になりますね。 アレルギー反応に関しては人それぞれにより異なると思われますが、大豆インクにより大豆アレルギーが生じる確率は、非常に低いと言われています。 また、新聞紙のインクには防虫効果があるという話も聞きますが、これはどうなのでしょうか? 詳しい方がいらしたら教えてください。 |
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| (4) 電気コードの配線を整理 | |||||||||||||||||||||||
コードほど面倒くさいものはないですね。 見かけは良くないし、子供は足をひっかけたり、掃除もしづらくなります。 特に寝室は、しゅんちゃんが走り回ったり、夜中にしゅんちゃんが起きてさくらが寝ぼけまなこ駆けつけたり、コードを整理しておくことはわが家の安全対策としても必要です。 けれども部屋の中で都合のいい場所にコンセントがあるときばかりじゃありませんよね。 延長コードを買ってきて、こっちからあっち、あっちからこっちへと配線するのはどこのご家庭でも普通のことだと思います。 わが家でもそうでしたから。 でも、今のしゅんちゃんのベッドの下にはコードがありません。 では、どうやって枕もとの電気スタンドまでコードを伸ばしているのでしょうか? ■ 寝室づくりの生活術 電気コードの配線を整理する。 延長コードは、コードレールに入れて両面テープで壁に貼り付けてあります(写真下中央)。 コードレールはホームセンターで100〜200円で売っています。 コードレールは釘付けでしっかり固定することができますが、我が家は賃貸なので貼り付けるだけにしています。 今なら両面テープも、きれいにはがせるものが300〜400円くらいとちょっと高いのですが売っています。 壁紙を傷めないように貼ってはがせるタイプを使っています。
延長コードのコンセント部分も両面テープで壁に固定します。 この位置をちょっと高めにしておくと、掃除機のコードの抜き差しが腰をかがめないで楽にできるようになります。 このコンセントに差し込む電気スタンドのコードも、床にちらばらないようにきちんと束ねておきます。
(注) 電気コードの配線は、場合によって火災の原因ともなります。 『安全な電気の使い方』をよく理解して各自の自己責任で行ってください。 『安全な電気の使い方』については東京電力のHPを参考にしてください。
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| (5) 家具にはキャスターをつけて裏まで掃除 | |||||||||||||||||||||||
■ 寝室づくりの生活術 家具にはキャスターをつけて裏まで掃除 寝室は徹底的に掃除をします。 ベッドの下はもちろん、テレビと絵本が入っているカラーボックスの裏も毎日掃除機がけをします。 そのために、このカラーボックスにはキャスターを付けてあり、さくらでも簡単に動かすことができます。
掃除のたびに簡単に家具を動かして、下や裏まで徹底的に掃除機がかけられるので、ダニ牧場になる可能性がある場所がまたひとつ減るのです。 キャスターはホームセンターで、一個80〜120円程度で売っています。 木ネジでしっかり固定しないと、キャスターがはずれて危険です。子供の怪我に結びつく場合もあります。 家具の改造は充分注意して、各自の自己責任でおこなってください。 (注)家具の改造は破損や転等による怪我の可能性があります。各自の自己責任でおこなってください。 |
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| (6) ベッドガードで転落防止 | |||||||||||||||||||||||
しゅんちゃんは寝相が相当悪いです。 布団を敷いて寝ていたときには、どこまでもどこまでも転がっていました。 入院中の病院のベッドには可動式の柵があるので、寝ている間の転落を防止できます。 それでもしゅんちゃんは、ガチャーンッ!カチャーンッと鉄製の柵にぶつかって起きてしまうほどでした。 子供用のベッドをいろいろさがしたのですが、柵がついているものは二段式のベットくらいでした。 他に見つけた柵付きのベッドでも、人の転落防止ではなく布団が落ちないようにするためのもので、強度が弱く、しゅんちゃんがよっかかったり登ろうとすると倒れてしまい、かえって危ないものでした。
取り付けてしまえば頑丈に固定でき、取り外したいときは簡単に取りはずせるという、偶然にもとても便利なベッドガードを見つけることができました。 価格は2000円で、ベットの周りをぐるりと取り囲むように三つかったので、6000円もしてしまいましたが、子供用のベットを買って融通がきかなくなるよりも、当面このベッドガードを利用して、しゅんちゃんが大きくなっても柔軟に対応できることを選択しました。
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| (7) 絵本の読みきかせで寝かしつけ | |||||||||||||||||||||||
しゅんちゃんは絵本が大好きです。 この頃は、絵本を指定して、これを読んでネンネする、と自分からベッドに行くこともあります。 絵本はしゅんちゃんの寝室と、リビングと夫婦の書斎に分けておいてあります。 どこに何がしまってあるか全部覚えていて、自分でさがして持ってきます。 どんな絵本がお気に入りかはブームがあって、同じ絵本を何度も読みつづけたり、突然思い出したように忘れていた絵本を持ち出したりします。 しゅんちゃんが毎晩絵本を読んでもらって寝るのはわが家の日課になっています。
テレビが寝室にありますが、しゅんちゃんはテレビを家ではいっさい見ません。 (しゅんちゃんがテレビやビデオを見るのは入院中の病院のプレイルームだけです。) 家では絵本を読んだり、お絵かきしたり、ブロックや積み木、ミニカーで遊んでします。 本物のフライパンや鍋を使ってママゴトも大好きです。 ひろしの体によじ登る体力遊びや家の中でのかくれんぼ、遊びは大人が思いつかなくても、しゅんちゃんの遊びにつき合ってあげるだけでヘトヘトに疲れてしまうほどです。それと、ひろしとさくらとの絵本だっこ毎日の日課です。 ですから、しゅんちゃんは家にテレビがあることは知っていますが、うちのテレビは映らないテレビだと思っています。 ひろしとさくらは自分たちの時間がなくて大変ですが、その分家族三人幸せに暮らしています。 |
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