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さくら 2006年5月1日
北 風 と 太 陽 (1)
― 押してもダメなら引いてみる ―

すずらんさん、はじめまして。おはようございます。
タバコは喘息発作の原因になりますし、毎日煙を吸い続けることで気管支もダメージを受け続けることになるわけですから、慢性的な気管支の炎症を取るという喘息の根本治療にも悪影響があると考えられます。子供のことを思ったら絶対にやめてもらいたいって思いますよね。
ひろしはタバコは吸わないのですが、もし吸っていたとしたら、私もきっと、大切なしゅんちゃんを守るためになんとしてでもやめてもらおうとすると思います。

人を変えるのって難しいってこのごろすごく思います。 こうしてほしい、こう変わってほしい、と、私としてはお願いしているつもりでも、ひろしにしてみれば、
「オレはロボットじゃない!」
と、お願いじゃなくて命令されているように感じてしまうのだそうです。

逆の立場で考えると、私もひろしに、
「それはやめてほしい」
と、言われたことを、
「はい、分かりました」
とすぐに受け入れることってできないんです。

たとえば昨日のこと、朝のお薬をしゅんちゃんに飲んでもらおうと思ったら、
「ヤダ、ぜったい飲まない。」
と、口を結んでしまいました。
しゅんちゃんも早起きをして、ご機嫌に朝ごはんを食べて、お着替えもして、気持ちよく出かけられそうだったのに、なぜかそんな日に限ってお薬を飲むのを嫌がるんですよね。
最初のうちは、


「しゅんちゃんがお薬飲んでくれないと、お母さんおばけに連れて行かれちゃうよ〜!た〜すけて〜!」
なんてのんびりやっていたのですが、だんだん出かける時間がせまってきて、私もだんだん心に余裕がなくなってきて、
「もうー、今日はせっかく早起きできて、気持ちよくでかけられると思ったのに。。。」
と、言ってしまったんです。 するとひろしが
「その『せっかく』っていうの、やめてくれないかな。その言葉聞くと、オレものすごーく傷つくんだよね」
と。 なんでひろしが傷つく必要があるの????って、頭に血が上ってしまった私は、まったく理解できなかったし、ひろしの言葉を素直に受け入れることができませんでした。

でも、あとになって冷静に考えてみると、私はしゅんちゃんに向かって言っていたのだけれど、横で聞いていたひろしはたぶん自分が言われているかのように、私に言われていたときのしゅんちゃんの気持ちを感じて、しゅんちゃんの代わりに私に訴えてくれていたのだと気づきました。 そしてもう言わないように気をつけようと思いました。

私の話が長くなってしまってごめんなさい。
すずらんさんの書き込みを読ませていただいて、本当はご主人も、お子さんのためにタバコは良くないって心のどこかでは思っていらっしゃるんじゃないかなと思ったのです。 でも、
「やめて」
と、言われることで、ちょっとだけ意地になってしまっているだけなのかなあ、と。

「北風と太陽」というイソップ物語がありますよね。
北風と太陽が、どちらが先に旅人の上着を脱がせることができるかと力比べをするあのお話です。 北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとするのですが、旅人は寒くなったのでかえって上着をしっかり押さえてしまい、脱がせることができません。次に、太陽が燦々と照りつけると、旅人は暑くなって今度は自分から上着を脱いでしまうのです。

きたかぜとたいよう
おなじみのイソップ物語「北風と太陽」のお話です。 誰でも知っているお話が、可愛らしい絵、楽しい仕掛け、リズム感のある文章でテンポよく展開しきます。〈しかけ付き〉
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「タバコをやめて」
と、ビュービュー風を吹いてやめさせようとすることで、かえってやめられなくなってしまうのかもしれません。 みなさんがおっしゃっているように、タバコを吸っている人にとって、やめるというのはきっとすごく大変なことなのでしょうね。
人に何と言われてもやめることができないくらい、常習性も強いものなのだと思います。 やめる、とまでいかなくても、子供の前で吸うのはやめよう、外で吸おう、と自分から思うのでなければ、変われないものなのかなとも思います。
でももし、
「やめてくれたらすごくありがたいんだけど。。」
と、いう気持ちで温かく接することができたら、もしかするとご主人も自分の良心の声に従って、変われる時がくるのかもしれない。。。と思いました。

「でもそんな悠長なこと言ってられない! 今この瞬間だって子供は煙を吸い続けているんだから!」
そう思われるのも当然だと思います。
でも、押してもダメなら引いてみる、ということも時には有効なやり方なのかもしれません。
温めてあげたほうがかえって早く上着を脱げるのかもしれません。

それまでの間は、ご主人がタバコを吸い始めたら、「向こうのお部屋で遊ぼうね。」とさりげなくお子さんを誘ってタバコの煙から逃れてくださいね。
ご家族みなさんが楽しく幸せに過ごせることを願っています。
すずらんさん、一緒にがんばっていきましょうね。


「みんなのための掲示板」にいただいた生の声です。

こりんごさん 2006年5月2日
北 風 と 太 陽 (2)
― めからうろこ ―
ふたたびこんにちは。
北風と太陽を読んで、はっとしました。
きっとご主人も頭ではわかっているけれども、今一歩踏み出せないのかもしれませんね。
禁煙への道も人それぞれかもしれません。

なによりご本人が「このままではいけない」と気付かない限り、難しいかもしれません。でも、気付いてさえくれれば、そこからの道は明るいと思います。
「わかってよ〜!」
ではなく、
「わかるよね?」
くらいのニュアンスで・・・・

実は、私は喫煙者でした。 でもきっかけがあって、すっぱりとやめることができました。 今では服についた匂いも大嫌い。 自分で吸うなんて考えられません。

人って、変れます。 ですので、いつか変ってくれるかもと期待しつつ、うまくナビゲートできるといいですね。
「また吸ってる!」
と思うとすずらんさんもつらいでしょうからうまくやり過ごす方法も見つけていきましょうね。


ミッション48アワーズ (ひろし)




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