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Name: yulanさん 2006/07/01(土) 23:04 「成人喘息の最前線」 こんばんわ。 今日は喘息患者の会の、講演会でした。 なんでこんなに成人喘息の講演や勉強会が続くのかと思っていたら、ちょうど成人喘息のガイドライン2006が出た、つまり改定されたばかりなんですね。(そういえば先月かな?学会でした)内容はあまり変わらないそうですが・・・
今回の内容は前回よりも日常生活やコントロールについてのものが主でした(今回は患者会ですから)。 気になる成人喘息と、小児喘息の線引きについては聞けませんでしたが、18歳の高校生の方の症状再燃については成人の領域とのお答えがあり、やはり他疾患と同じように15歳ぐらいで線引きがあるのかな?という印象でした。これについては小児科にも聞いてみたいと思います・・・ また報告しますね。 成人の半分は非アトピー型ということで、小児とは違いますが(小児は90%程度はアトピー型)、なかなかコントロールできない方はやはりアレルゲン除去がされていない、たばこを吸っている、ペットを飼っている、と言うのがあるそうです。 今回ちょっとしたトピックというか興味深かったの話題の一つは、「喫煙に因る治療抵抗性」のデータが揃ったということでした。 成人なので、『本人が喫煙する場合』ですが、
もう一つは、 「肥満だと標準の人よりなりやすい」ということです。 強い肥満があるとそれだけで気道を圧迫しやすく、吸入の効果も落ちるとか・・・ 体重のコントロールは大事だと話されていました。 それに肥満があると胃食道逆流症が起きやすいのでこれも喘息発作を誘引するとか。 国際的にはかなり問題になるようです。 日本では強い肥満の人自体が少ないので・・・ 最後に、 「ペットを手放すと、1年後には明らかに気道の過敏性が改善する」そうです。 印象に残った言葉は 「吸入ステロイドは元気な時に頑張って使う。 β刺激薬は苦しい時に頑張って使う」でした。 吸入ステロイドは100%の溶剤のうち、気管支に到達するのが20%程度、残りの80%は食道経由で胃に入り、消化管で吸収されて肝臓に行きます。 そこで効力の無い形に変形されるために、全身性の副作用はまず起こらない(消化管の血液は肝臓から全身に流れていく。いわば関所になっている)のだそうです。 また、吸入ステロイドのディスクタイプ(ドライパウダーかな?)はやはりピークフローメーターで200ぐらい無いと気管支まで到達しないと言っていましたね。 小児で使いずらい由縁ですね。 こちらでも「咳」に関してのスレが度々出てきていますが、
目安は、「夜間・早朝の咳き込みと、その時の息苦しさ、ぜーぜー」があるかどうか?だと。 夜間・早朝の咳の悪化が無い場合は他のものを疑うそうです。 ちなみに、きちんとコントロールされていくなら、 「ピークフロー値は100%以上になりうる」 ここまでコントロールするのが目標だとも言われてました。 日常生活はもちろん、スポーツだって人並に出来るんです。 クラウムさん、見てますか?きちんとコントロールすれば、酸素不足になんてならないんです。
そのために
「吸入ステロイド(抗炎症薬)は元気な時に頑張って使う。 β刺激薬(気管支拡張薬)は苦しい時に頑張って使う」のですね。 ちなみに、吸入ステロイドについて、 「発作を起こさないための体質改善の薬」と言っていましたよ(^ ^) そう言われるとちょっとホッとしませんか? ウチの病院はアレルギー疾患の中核病院(らしい)ので、成人の研究で、「痰の中の好酸球」、「血液の中の好酸球」、「呼気の中の窒素」などと、「気道過敏性試験」の相関関係を研究しています。(そう言えばその採血に来る人が多勢いるんですよね・・・採血担当なので) 近い将来、「気道過敏性試験をしなくても、気管支の状態が分かる」という指標が見つかるかもしれませんね・・・そうあれば良いと心から思います。 高血圧の、症状の指標は血圧、糖尿病の人は血糖値(HbA1c)、そして喘息の場合はピークフローメータの値。 高血圧や糖尿病だと動脈硬化が起こり、喘息だと気道の炎症が起こる(発作じゃないのです)。 ですから、喘息発作は予防しながら、炎症を抑えていく治療、が必要なんですね。 今回、厚生労働省が重点目標として、 「患者が自己管理可能な疾患にしていく」 「アレルギー疾患に精通したかかりつけ医の育成」 を出したそうです。 そして喘息死をゼロにする!と。 個人的にはかかりつけ医の育成は早急にしてもらいたいですね。 ガイドライン自体もなかなか沁透していっていない(このBBSを見ているだけでもそう思いますから)のですからね。 最後に気になった話題ですが、 ピークフロー値が正常よりも低いレベルで安定している場合、「状態が良い時に拡張薬を使って、その20〜30分後にピークフローをやってみる。そして自分の最高値を知る」というのをやる。すると良いコントロールなのか分かる、と言っていました。 ピークフロー値はあくまでも、「太い気管支の状態」しか反映しないため、「細い気管支の炎症」までは分からないのが実情、それを知るためにはやはり「気道過敏性試験をするしかない」と。 ウチはまだピークフローができる年齢じゃないのが残念です(笑) 「いつもありがとうございます」 yulanさん、こんにちは。 いつもためになるお話しをありがとうございます。 難しいことでも分かりやすくご説明するのがとてもお上手だなーと、yulanさんの書き込みを読ませていただくといつも感心してしまいます。 咳についてですが、喘息発作の咳なのか感染症の咳なのかという判断は本当に難しいですよね。 夜間に酷くなるのか、昼間に多く出るのか、そしてゼーゼーしているのかというところをしっかり見極めていかなければいけないですね。 喘息発作の時には気管支拡張薬を使って喘息発作を止める、元気な時には抗炎症薬を使って喘息発作を予防する、この二本柱でしっかりコントロールしていきたいと思います。 しゅんちゃんも早くピークフローメーターを使えるようになるといいな。 Name: 肩こり母さんさん 2006/07/03(月) 00:32 「私も参加したかったです!!」 いつもとても参考にさせていただいております。 「ピークフロー値は100%以上になりうる」 すごく勇気付けられました。 フルタイドとオノンで随分落ち着いて、息子もクラブ活動に打ち込みはじめる様になりました。 2〜3年前のことを思うと信じられないほどです。 でも心のどこかで、「これはもしかして嵐の前の静けさ?」とか、「同じ練習をしていても他の友人とは微妙な違いがあったりするんじゃないかな?」とか・・・・ついつい悪い方に考えてしまったりしていたんです。 でも恐れていても始まらないですよね。 100%以上を目指して親子共々、毎日を楽しみながら前進していきます! 咳の件ですが、我が家では、「ゴホッ」っと聞こえたら、私が目くじらをたてて^^;、咳の主を探すのが恒例となっています。 そのくらい敏感になってしまいます。咳の見極めが大切なのに、そこが一番難しいと痛感しています。 最近は、
Name: yulanさん 2006/07/05(水) 23:52 こんばんわ、肩こり母さん。 咳の時の判断方法ですが、咳が出た時(臨時でと言う意味)にベネトリン使うぐらいは(汗)・・・良いんじゃないでしょうかね〜 悪ければ結局使う訳ですし・・・・ でも、このスレを読んで下さっている(と思われる)喘息初心者ママさん達には、勧められない自己判断ですので、あくまで、「最高値を知る」手段だと理解していただいて(^ ^;) 肩こり母さんほど、経験が豊かなら他の症状を見落とすこともないでしょうしね。 「しばらく」という時間に関して言えば、吸入後30分程度(直後だと低下する場合があります)おくということで・・・ なんだか歯切れが悪くて申し訳ない(^ ^ゝ そうそう、今回講演で一緒に貰った資料にグラクソのパンフレットがありました。 スピードスケートの清水選手の、「清水宏保が語る喘息とその治療法について」。 彼の肺活量って2700ccしかないんですって!?私と同じ位かそれ以下です。 でもそれをハンデだと思わずにプロとして活躍している彼の姿勢に励まされました。 我が娘も、喘息をハンデと思わず、それを糧にして生きていく人間であって欲しいと思います。 Name: よっちゃんママさん 2006/07/07(金) 20:54 「成人ぜんそく、その後」 yulanさん、こんばんは! とても勉強になる情報ありがとうございます。 先日、私の呼吸器内科の再診に行って来ました。 はっきりと、「ぜんそくです!」と宣言されまして、ある意味、安心した感じです。 自分自身のために医者に行くのは産婦人科くらいだったので、なかなか医者にかかる決心がつかなかったのですが、これからは、ちゃんとコントロールして、喘息発作を起こさない体になれるよう頑張りたいと思います。 私の場合は、どうやらストレスに弱いみたいなんですけどね。 >ちなみに、吸入ステロイドについて >「発作を起こさないための体質改善の薬」と言っていましたよ(^ ^) >そう言われるとちょっとホッとしませんか? そうですね。それを聞くと、少しホッとします。 あと、ぜんそくに効く食事とかなるべく取り入れたいと思っています。 「頑張りましょう!」 よっちゃんママさん、おはようございます。 >はっきりと「ぜんそくです!」と宣言されまして、 >ある意味、安心した感じです。 なんだかよっちゃんママさんの気持ちすごく分かる気がします。 はっきり診断されれば治療だって進められるし、原因を取り除くことだってできるし、良くするためにひとつづつやっていくしかないですもんね。 ストレス…今を生きる私たち誰もが避けることはできないことですけど、ストレスを上手にやり過ごす方法を見つけていけたらいいですね。 「あなたのストレス解消法は!?」もよかったら見てみてくださいね。
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