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小 児 喘 息 の 最 新 治 療
喘息発作の苦しさを止める対処の治療 |
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| 苦 し い 発 作 は す ぐ に 止 め る | ||||||||||||||||||||||||||||||
喘息発作が起こると、とても苦しくて、息ができないのですから、 急いで目の前の喘息発作を止めてあげることが第一となります。
喘息発作が続いて夜も眠れなくなると、体力はどんどん消耗します。 呼吸は苦しく、タンもからんでいますから、食事も食べづらくなります。 発作が続くと、しゅんちゃんはほとんど何も食べなくなってしまいます。 ご飯だけでなく、おかしも、アイスクリームだって食べません。 しゅんちゃんが一番つらい時期は、飲み物すら何も受けつけてくれませんでした。 水分が足りなくなると、気道にからんだタンは粘り気が出てきてますます切れにくくなり、苦しさは増すばかりになります。 寝ているすきに、スポイトで唇を湿らせるように一滴づつ水をたらして水分補給をさせていたことすらありました。 喘息発作が長引いて、体力が消耗し始めるとさらに治りづらくなり、発作が発作を呼ぶ喘息の悪循環に入ってしまいます。 さらには、最悪の場合、死んでしまうことさえあるのです!
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| 狭 く な っ た 気 道 を 薬 の 力 ず く で 広 げ る | ||||||||||||||||||||||||||||||
起こってしまった喘息発作を止めるには、気管支拡張薬が使われます。 薬の力を借りて、狭くなって息の通らなくなった気道を力ずく広げるのです。 適切な対処をすれば、ほとんどの場合喘息発作はじきにおさまります。 この気管支拡張剤は、飲み薬か吸入によって服用します。 ところがしゅんちゃんのように小さい子供や赤ちゃんは、この大切な吸入を嫌がってしまい、上手くできないことがよくあります。 けれども、これは火事の消火作業ですから、火が燃え上がらないように、何がなんでもきちっとしなくてはなりません。 ここが悩みどころです。
発作がとてもひどく、さらに緊急性がある場合、気管支拡張剤を入れた点滴をすることになります。全身性ステロイド薬(内服/注射)が使われる場合もあります。 この薬はとても強い効果がありますが、使用量や試用期間によっては全身的な副作用があるため、その使用は最小限にとどめるのが原則です。
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| 発 作 の 治 療 に 使 わ れ た 薬 を 確 認 す る | ||||||||||||||||||||||||||||||
発作の治療は大抵の場合病院内で行われます。 処方薬と違い薬局のように薬の明細が手渡されません。カルテには治療の記録として残っているはずですが、患者の立場でも、どのような治療薬が使われたのか、そのつど確認する必要があります。 それは、次の予防の治療プランを立てるときに、症状にあった一番良い治療方法を選択するため、お医者さんだけでなく、相談して決める私たち両親にとっても必要不可欠な知識となります。 |
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喘息発作を起こさせない予防の治療 |
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| 喘 息 発 作 を お こ さ せ な い 予 防 の 治 療 | ||||||||||||||||||||||||||||||
かつての喘息治療は、起こってしまった発作を薬でおさえる対処の治療が中心でしたが、最新治療の考え方は、気道の炎症をおさえて喘息発作を予防する治療に変わってきています。 発作の苦しさを我慢して体を鍛える鍛練療法も、母親の甘やかしすぎという母原病という考え方も、今ではまったく聞かれなくなりました。 発作がおこらなければ、気道の炎症も悪化せず、気道の過敏性も進まないので、次第に気道の慢性炎症もおさまり、気道の過敏性もなくなり、快方に向かうという治療の「良い循環」に入ることができます。 |
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| 喘 息 は コ ン ト ロ ー ル で き る 病 気 | ||||||||||||||||||||||||||||||
小児喘息の治療には時間がかかりますが、正しい予防の治療をすると、私たち自身が家庭で、喘息をコントロールできるようになります。 喘息発作に常に先手を打つようにコントロールができるようになると…
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| 喘 息 は 自 己 管 理 が 大 切 | ||||||||||||||||||||||||||||||
小児喘息は突然喘息発作がおこることもある不安定な病気です。 したがって、お医者さんの治療はもちろん重要ですが、私たち自身が小児喘息を知って、毎日の生活を通じて自己管理することが大切になります。 自己管理の基本は、喘息日誌をつけて日々の喘息の状態を知ることです。 あわせてピークフローメーターを使って、数値で呼吸機能を管理することも効果的です。 こうして自分の喘息の状態を知ることは、お医者さんとの予防の治療プランづくりも役立ちます。
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日常生活を改善して 原因の根本解決を目指す生活術 |
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| 原因を放置していると 薬の量も増えて 時間もかかる | ||||||||||||||||||||||||||||||
喘息発作の治療には薬の服用は大切ですが、それだけでは肝心の原因を解決しているわけではないので、同じ治療であっても、薬の量も時間も余計に多くなってしまいます。 薬の量が必要以上に増えてしまえば、それだけ体や子供の成長に負担がかかります。 治療の期間が長くなれば、それだけ苦労の時間が長引きます。 大切なのは、喘息の原因の根本解決を目指すことです。 |
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| 喘息症状だけでなく、喘息発作を誘発する原因もコントロールできる | ||||||||||||||||||||||||||||||
喘息喘息を誘発する原因は患者さんそれぞれにいろいろあり、私たちでコントロールできるものと、できないものに大きくふたつに区別できます。 コントロールできないものというのは、おもに気象条件です。 気圧を急激に変化させる台風の上陸や、秋の急な冷え込み、冬に向けての乾燥は防ぐことのできない原因です。 ただ、これらも予防の治療で先手を打ったり、衣類や家電をうまく使えば、完全にコントロールできないものではありません。 コントロールできるものの代表格は、ダニやハウスダストなどのアレルゲンです。 子供の喘息のほとんどの場合、このアレルゲンが重大な原因になっていることが多いようです。 もちろん、このアレルゲンを生活から完全に除去することは不可能ですが、私たちの注意と努力しだいでは、この喘息発作誘発原因を充分に軽減することができるようです。 原因の完全な解決は無理だとしても、しゅんちゃんの場合ですが、日常生活の環境や習慣を改善すると、私たちにとっては、驚くほど効果をあげました。 |
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| 日常生活の環境や習慣を改善して 原因の根本解決を目指す | ||||||||||||||||||||||||||||||
当然ですが、お医者さんは、私たちの部屋の掃除や布団の面倒まではみてくれません。 ですから私たちは、喘息の状態の自己管理だけでなく、日常生活の環境や習慣こそ、私たち自身で管理しなくてはなりません。 ところが、分かっていてもなかなかできないのが毎日の生活の改善です。 時間がなかったり、面倒くさかったり、そこをどうにかやっていくのが、私たちの生活術です。 |
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| 喘息の治療には、予防の治療が第一です。 それとあわせて、原因の根本解決を目指す生活術も実践すると治療の効果も存分に発揮され、快方へのより良い循環をつくれることを私たちは実感しました。 私たちの生活術も、まだまだ試行錯誤の毎日です。
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