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喘息の推計患者数の推移(1981−2002年)
(厚生労働省 平成14年(2002年)患者調査)
出 所 : 総務省統計局ホームページ

厚生労働省の平成14年患者調査から、喘息などの呼吸器系疾患を中心に、1981年から2002年の推計患者数の推移をグラフにしました。



喘息の推計患者数の推移(1981−2002年)
(厚生労働省 平成14年(2002年)患者調査)

このグラフからは、次のことが分かりました。
1. 1981年から1990年の10年間、喘息を含めた呼吸器系疾患の患者数は約100万人でほぼ横ばい。
2. 1993年以降、喘息を含めた呼吸器系疾患の患者数は減少している。
3. 1981年と2002年を比べると、呼吸器系疾患のうち急性上気道感染症は48%、肺炎、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患は38.5%減少しているが、喘息は71.8%増加している。
4. 1981年から2002年にかけて、呼吸器系疾患以外の疾患の患者数はほぼ変わらない。 ケガの患者数は23%減少している。

さらに喘息の患者数をクローズアップして、外来・入院別にグラフにしました。


喘息の推計患者数(外来・入院別)の推移(1981−2002年)
(厚生労働省 平成14年(2002年)患者調査)

1. 喘息の患者総数は、1981年から1993年にかけて約2倍に増え、その後2002年にかけて13%減少している。
2. 喘息の患者総数を1981年と2002年で比べると、71.8%増加している。
3. 喘息の外来患者数の推移は、喘息の患者総数に比例している。
4. 喘息の入院患者数は1984年がもっとも多く、その後ゆるやかに減少している。
5. 喘息の入院患者数を1981年と2002年で比べると、約10%減少している。

「喘息や花粉症などのアレルギー性疾患は年々増加傾向にあるとは聞いていたけれど、26年前に比べると、喘息の患者数は7割も増えているのね。」
「でも患者数が増えているのに入院患者数は減っているってことは、重症化する患者さんが減ってきているってことなのかな?」
「治療法が変わってきたっていうのが大きいんじゃないかしら? かつては発作が起こってからお薬を使う対症療法が中心だったけれど、今は発作を起こさないように予防する治療が喘息治療の中心ですものね。」
「吸入ステロイドが使われるようになってきたことも、重症化する患者さんが減ってきた理由のひとつかもしれないね。」


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